学力の土台とは

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学力の土台とは

勉強って何?(生徒向け)

2017/01/01 学力の土台とは

最近は地震や水害などの被害を受けて家がつぶれてしまうというショッキングな映像をニュースで見ることが多いですね。建物でも勉強でも しっかりした土台が求められるのは同じです。比較して考えてみましょう。ただ、建築と勉強では同じ言葉が違う意味で使われていますので、ややこしくなっています。特に「基礎」という言葉の使われ方が違っていますので、ここでは「建築の基礎」を「勉強の自信」と言っています。注意をお願いします。

家を建てる場合、基礎を固め、建物の土台を組み、その上に家屋(住む部分)を建てます。まずは基礎です。硬い岩盤の上に家を建てるのなら問題はありませんが、砂とか泥のような柔らかい地盤の上に家を建てる場合、硬い所まで杭を打つなどの補強が必要です。それをちゃんとしていなかったのでマンションが傾いたり、家が倒壊したりなどということが起こります。勉強における自信とは「達成感」と「安心感」です。私はこれだけ努力したんだから大丈夫!が一番ですが、私にはサポートしてくれる親や先生・友だちがいるということも大切です。もちろん他人に頼りっぱなしでは自分自身の自信にはなりませんよね。私はやれば必ずできるんだ!と自信を持つことが何よりも重要なんです。自信がなければ土台も学力もぐらつきます。「親亀こけたら、みなこけた」って最近の人はもう知らないかな・・・
では次に土台について考えてみましょう。「土台」という言葉は、もともと建築の世界で使われていた言葉なのだそうです。それがすっかり一般的に使われる言葉として定着しています。建築における土台は、基礎と建物をつなぐ部分のことです。基礎はがちがちに固めます。動かないように地球に固定するのです。しかし、建物はある程度弾力性をもっています。硬すぎると地震の揺れや強い風などで壊れてしまうからです。高層ビルで何だかユラユラした感じがしたことありませんか? あれは揺れることでいろいろな力を逃がしているんです。基礎と建物のように違う性質をもったものはそのままではうまくつながりません。つないだとしてもちょっとしたことでつなぎ目からパキっと折れてしまいます。その硬い部分と弾力性のある部分をうまくつなぐのが土台なんです。だから土台が一番重要だと言われるのでしょうね。では勉強における土台とはなんでしょうか。大きく分けると「やる気」と「方法」です。

「やる気」がなければ伸びないのは当然ですよね。でも実際には親から言われて仕方なしにやっているという生徒も多いものです。また、やる気満々で始めたのにだんだんと疲れたり、面倒くさくなってしまった・・・という生徒を見ることもよくあります。よく「モチベーションを維持するのは難しい」って耳にしますが、あれです。やる気を出し、それを持続するのに必要なことは「学ぶ意味・目的」をはっきりさせることです。紙に書いて目につく場所に貼っておくのもよいでしょう。また、「自分をほめる」、常に「振り返り」「改善する」ことが大切です。そのためには「計画を立てる」、「生活習慣を見直す」とよいでしょう。これらもただ単に頭の中で漠然と考えるのではなく紙に書き出してみると自分の問題点がはっきりと見えてきます。

そして実際に成果を生み出す方法ですが、「ノートの使い方」「解き直しの仕方」「授業の受け方」など具体的なやり方がたくさんあります。それらを身につけることで理解力や定着力が増し、集中力や注意力につながります。それらがそろって学力をアップさせるのです。一度に全てを身につけることはできません。続けることによって少しずつ土台が育っていくのです。かなえ塾では毎回の授業の中で自然とすべてが身についていく指導をしています。

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