効果的な復習とは

復習のことを調べると　ほとんどと言っていいくらい「エビングハウスの忘却曲線」というのが出てきます。あれは意味のない単語を覚えさせた場合だから無意味だと書いてあるところもあります。これに関してはインターネットで検索すればいくらでも出てくるでしょうから割愛します。そういうところには　こういうタイミングで復習すれば効果的だと書いてありますので興味のある方はそちらをご覧ください。
 
でも、実際問題として　復習をしなければ　せっかく理解し、覚えた内容を忘れてしまうのは事実であり、誰もが経験することです。どのタイミングで復習をすれば効果的か、はっきり言ってそれは人それぞれですし、内容によっても違います。
 
ただ、一つだけはっきりと断言できるのは　いつまでたっても成績の上がらない生徒は復習しません。全く同じ内容を５回やっても１０回やっても身に付きません。それに対して成績の上がる生徒は例えば小テストの前であっても必ず復習というか確認をします。ノートであったりプリントであったり様々なものでテスト範囲の内容を確認します。
 
つまりは意識の差であると言えます。必要とされるタイミングに多少なりとも復習する人は成績が上がります。しかし　復習しない人はいつまでたっても成績はあがりません。
 
この意識というのが一番のくせ者で自分で気付く必要があります。先生や親など他の人に言われてやっているうちは効果はあまりありません。復習の効果に自分で気付いてやるようになることが何よりも必要なことなんです。いわゆるモチベーションというやつです。目的意識を自分で持つことが大事なんですよ。言いかえると向上心ですね。
 
正直なところ勉強ってやらされてると思ったら効果は半減というか激減するんです。自分で「わかる」を体験してもらうことをかなえ塾では大切にしています。