間違いを消さないで!

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塾長ブログ

2019/11/13 間違いを消さないで!

今の形態に変えて1年と少しが過ぎました。バタバタしてホームページもブログも更新できなくてすみませんm(__)m

 

今日はタイトルに書きましたように間違いについてです。これについてはこれまでにも何度か書いてきました。でも生徒にとっては恥ずかしいことで一刻も早く消し去りたいことなんですよね。もう1年近く教えてる生徒でも間違えることの大切さよりも消そうとする行動がついつい先に出てしまいます。

 

きっと学校や多くの塾では間違いしか指摘されないのでしょうね。でも、私は正解であっても生徒になぜそういう答えを書いたのかよく聞きます。すると生徒は慌てて答えを消そうとします。これはさっきも書きましたが、1年近く教えてる生徒で、答えをボールペンで書く生徒にも見られる行動です。私の指導方法がわかってくると生徒は自分で鉛筆ではなくボールペンで答えを書くようになります。それは答えを消しゴムで消せなくなるからです。それでも答えを塗りつぶそうとしてしまいます。私はそのたびに学校では恥ずかしいからすぐにでも消し去りたい気持ちはわかるけど、ここではそうしないでね、と言います。だって間違いは正解にたどり着く道なんですからね。

 

私はよく料理の時の包丁に例えて話をします。包丁は刃物ですから、初めは使うのがこわいんです。だから恐る恐る切ります。そういう時にケガをする人はあまりいません。でも、少し慣れてくると大丈夫だぁ!って感じでっトントントンっと切ろうとするんですね。で、こういう時が一番あぶないんです。指を切ったりするんです。まぁそこまでいかなくても切ったつもりが切れてなくってビロ~ンとつながってたりね(^^ゞ

でもそういう失敗を繰り返すことでできるようになっていきます。これは勉強でも料理でも もっともっと

他のことでも同じなんです。ケガをすると痛いですから、すぐには忘れないんですが、勉強の間違いは消しゴムで消すと簡単に消し去ることができます。するとすぐに忘れちゃうんですよね。だから同じ間違いを何度もくりかえすことになります。つまり進歩しないってことです。それが一番いけないことなんです。だってちっとも前に進まないんですからね。たとえ遅くても前に進んでいかないと何の意味もないでしょ。だから間違いは消しちゃいけないんです。ああ、また同じ間違いをしちゃった! もう絶対やらないぞ!って思わないといけないんです。

 

先生によっては間違いノートを作りましょう!って言う人もいます。間違ったところだけをノートに書いていくんです。私は復習するたびに間違いを確認するということで二重線くらいで消しておくくらいでよいと思っています。

 

でも、これだけははっきり言えます。間違いを消さずに残しておくことは、きっとあなたの財産になります。

 

 

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