掃除と勉強の共通点

今日からさっそく勉強に来た生徒がいます。年末には大掃除できなかったので昨日・一昨日の二日間をかけて大掃除をしました。間に合ってよかったぁ。でも疲れたぁ・・・

ところで大掃除をしながら思ったんですが、掃除と勉強って似たところがありますね。いろいろあるんですが、私が特に思ったのは、手を抜いてはいけないということです。普段から掃除はしています。でもいつもは目につくところだけって感じです。きっとみなさんも経験があると思いますが、掃除した直後に あれ？ホコリだ！ってことがよくあります。掃除しなかった場所から飛んでくるらしいです。確かに大掃除の時に家具を動かすと その後ろにホコリがいっぱいです。壁や天井からも落ちてくるらしいですよ。床だけ掃除してもきれいにならないはずです。そういう普段は目につかない部分をきれいにしないと本当にきれいにはならないんです。

勉強でいうと目に見えるテストの点数ばかりに目がいくものですが、本当に実力をつけるためには目に見えない部分が大切なんですよね。基礎ができていなかったり、以前に学習したことの復習が必要であることも多いです。さらには日常生活だったり、発想や考え方から正さないといけない場合もあります。こういうところって自分ではなかなか見えないんですよね。そんな場合はプロの出番です。今のここがわからないのは前のここがわかっていないからだよ、少し戻ろうか、と言うと喜ぶ生徒は多いです。

話は変わるんですが、テスト前とかに さて勉強しよう！と思ったら、なんだか机の上とか部屋を無性に片付けたくなったってことがあるんじゃありませんか？　私は何度もあります。あれってちゃんと名前がついてるんですね。心理学の用語で「セルフ・ハンディキャッピング」というのだそうです。

物事に取り組む際、わざと自分に不利になる要素を与え、本来の成果を発揮させないようにする事。失敗した時の言い訳として用いる。

とのことです。ちょっと難しいですが、最後の部分はわかりますよね。勉強しようと思ったんだけど、部屋の片づけをしてたら時間がなくなちゃたぁﾊﾊﾊ・・・って感じですね。誰にでもあることですが、これを当たり前にしてしまうと成績が悪くなる一方ですよね。