教育の2020年問題とは

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教育の2020年問題とは

勉強って何?(保護者様向け)

2017/01/01 教育の2020年問題とは

以前から様々な方向性が検討されてきた大学入試制度ですが、現行の「大学入試センター試験」に代わる新しい大学入試制度について、文部科学省の中央教育審議会はセンター試験を廃止して新テストを実施するように答申しました。中教審答申って言えばニュースなどで聞いたことがありますよね。平成28年3月31日に文部科学省が高大接続システム改革会議の「最終報告」を公表しましたので、今後様々なメディアでも大きく取り上げられることになると思います。ちなみに「高大接続」とは高校と大学を接続するものとしての「入試」のあり方を見直すということです。入試のやり方だけを変えようということではなく、高校や大学の中身まで含めてのことなんです。正直なところ始めのうちは大学が言いたい放題みたいな感じで まとめる気あるんやろか?って感じでした・・・ まぁ世界を相手にする人材を育てようって言うんですから仕方がないのかもしれません。
 
かいつまんで言いますと2020年度から大学入試制度が大きく変わります。グローバル時代に適応できる学生・生徒を育てることをめざし、これまでの知識を問うだけの入試から思考力・判断力・表現力が求められる入試に変わります。まだ変更される部分はあると思われますが、方向性は決まりました。高校の教科の再編やテスト方法など様々な変更があります。英語に関しては4技能(読む・聞く・書く・話す)つまり実際に使える英語が求められることになります。
 
大学と高校が変わるとなれば当然のことながら中学校・小学校も変わります。日本の教育は大きく変わろうとしているというか、すでに変わり始めています。小学校での英語必修化はその流れのひとつですし、中学校の教科書も改訂されましたよね。また東大・京大でも推薦入試が行われましたが、推薦基準を見て、どんな奴が通るんだ?くらいのレベル(中学・高校の英語の先生以上に英語が使えなきゃならないって感じ)でした。公立学校ではまだ変わる可能性のあることを知らせるわけにはいきませんので、生徒・保護者向けの説明はほとんどないと思いますが・・・
 
かなえ塾では大学入試改革についての詳細な説明会を随時行っておりますのでお問い合わせください。
 
文部科学省のページはこちらですが、かなりの量がある上にとてもわかりにくいので、一般の方はダウンロードしない方が無難です。おそらく1年以内に各種メディアでわかりやすく解説されると思います。

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