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2018/06/28 湿度のはなし

暑くなってきましたね。こうなってくるとエアコンの出番です。帰宅したら毎日まずはエアコンから出てくる風を浴びるという人もいるのではないでしょうか。

 

最初にお断りしておきますが、温度の「温」と湿度の「湿」は字が似ていますので、あえて「湿気」という言葉も使っています。水とか水分という言葉ではびしょびしょになりそうですからね(^_^;)

 

暑くなってきて冷房のスイッチを入れて しばらくたった後に毎年思うことがあります。それは湿気って空気中だけに含まれているものじゃないということです。というのは、冷房をかけると部屋の湿度がぐんぐん下がります。ところが、しばらくするとまた上がります。これはシーズンの始めに特に顕著で、使い続けているうちにだんだんと再び上がることがなくなっていきます。エアコンから伸びているホースから水が出ますよね。あれが空気中に含まれていた水分です。あまりあんな水を意識する人はいないと思いますが、冷房を使い始めたころはかなり多くの水が出てきます。湿度と温度の関係は中学2年生で習いますから、中2以上の皆さんはエアコンから流れ出る水を見たら飽和水蒸気量を思い出してくださいね。

 

話を戻しますと、思うに始めは空気中の湿気が減るので湿度がいったんは下がるのですが、そうなると部屋の中のいろいろなもの、例えばカーペットだったり、本だったり、ひょっとすると部屋を作っている木材などあらゆるものに含まれている湿気が空気中に放出されるのだろうと私は考えています。そのために再び湿度が上昇すると思うわけです。しかし、毎日使い続ければそういったものに含まれる湿気も徐々に減っていきますから湿度が再び上がることがなくなっていくのでしょう。

 

日本には梅雨という雨の季節がありますので、夏にとても蒸し蒸しするのは仕方のないことです。ですからエアコンを上手に活用すべきなのは間違いありません。今のエアコンはおそらく全て除湿とかドライという機能があると思います。冷房だと部屋が冷えすぎたり、湿度が下がりすぎることがありますので、除湿機能を使うのもよいと思います。部屋の湿度が下がるだけでずい分と快適に感じられるものです。除湿と扇風機を使えば冷房にしなくても大丈夫な日も多いですよ。

 

 

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