モチベーション

ちょっとバタバタして間があいてしまい すみませんm(__)m

また、いつもはできるだけ誰にでもわかるような内容にしようと心がけていますが、今日はある程度の年令にならないとわからないことがあるかもしれません。

モチベーションという言葉を耳にすることが多いです。「動機づけ」という意味ですが、今の使われ方は単に「やる気」くらいの軽い意味で使われていることが多いように思います。「どうもやる気がしないないなぁ・・・」を「モチベーションが上がらない」という感じですね。

アメリカでも同じように使われることが多くなっているようです。いつも聞いているアメリカのインタビュー番組があるのですが、そこでモチベーションの本来の意味についての話がありました。誰にでもわかりやすいように実話で始まっています。簡単に要約すると以下のようなことです。

太り気味のお父さんがいました。自覚していますからダイエットしなくちゃとは思っているのですが、ちっともやせません。ある時、娘さんが病気になり、腎臓を移植しなくてはならないことがわかりました。お医者さんから「よいお知らせと悪いお知らせがあります。よいお知らせはあなたの腎臓が娘さんに適合する（移植することができる）ことがわかりました。悪いお知らせはあなたが太り過ぎているのでこのままでは移植できません」とのことです。お父さんは「いつまでに何キロやせればいいんですか？」と聞きました。お医者さんは「〇か月後に△キロです」と答えました。どうなったかわかりますよね。そのお父さんは〇か月後に△キロやせていました。

モチベーションという言葉の本当の意味は「どうしてもやらなくてはいけない」という心の持ち方です。やる気があるかないかではありません。やらなければいけないという強い心・気持ち、つまり決心といっていいのではないかと思います。勉強に置き換えて細々と書く必要はありませんよね。あなたがどれくらいその目的を達成したいかということです。受験を控えているのなら、その高校・大学にどのくらい入りたいかということです。絶対に入る！というのであればこれだけのことをいつまでにしなくてはならないかが決まります。ダメならダメでいいや、というのではありません。どんなに苦しくてもつらくてもこれを必ず達成する！ということです。

ただ、念のために言っておきますが、決して無理な予定は立てないでくださいね。予定というのは遅れるものです。病気になったら当然できません。予定を組む時にはある程度の余裕を持たせることが必要です。そして予定がくるったら計画の見直しをしなくてはいけないんですよ。一番大切な受験の日に体調をくずしてしまっては努力が無駄になってしまいますからね。

メジャーリーグに移籍が決まった野球の大谷選手は中学生だったと思うのですが、早くから目標を達成するにはこうしなければいけない！と思い、それを実行し、それを達成していたそうです。君も君ののぞみをかなえるために本当の意味でのモチベーションを持ってください。そういう生徒なら私はとことん付き合います。