読みやすい字のたいせつさ

２ヶ月ほど前にていねいさについて書いたことがあります。そうしたら「読みやすい文字」についての記事がありました。時々達筆すぎて読めない字にお目にかかることがあります。毛筆でさらさらっと書かれた字に多いですね。他にも万年筆とかね。きれいだなぁとは思うのですが、ところどころ何が書いてあるのかわからなかったりします。たいていは行書や草書で書いてある場合です。行書や草書は楷書に比べると書くのに時間がかかります。もちろん速さを優先しなければならないこともあります。でも読みやすさから言えば楷書が一番です。

私はいつも生徒に時間がかかってもかまわないから何でもていねいにやるように指導します。私が見ている時はていねいにやっても、宿題などで一人でやるものは雑になる生徒もいます。漢字ドリルで最初の数文字は薄く字が書いてあり、それをなぞるようになっているものが多いですよね。でも、せっかく書いてある薄い字を無視して書く生徒って多いんです。何のために漢字ドリルやってるの？って感じです。そういう生徒は伸びないですね。

テスト、特に入試では他の人に読んでもらうという意識が必要です。誰が見ても間違いなく読める字を書かないといけないんですよ。