とんでもない暑さですね

梅雨が明けたと思ったら連日とんでもない暑さです。みなさん大丈夫ですかぁ？

ニュースを見ると熱中症で〇〇〇人が救急車で運ばれ、〇人が亡くなりました、と伝えられますよね。その半数以上がお年寄りです。そしてほとんどの場合エアコンの設備はあるのに使っていませんでした、ですよね。これってきっと今の若い人には理解できないことだと思います。なんでエアコンあるのに使わないの？って。だって生まれた時からエアコンがあって、暑いと思えばすぐにエアコンをつけるのが当たり前ですもんね。学校でもエアコンがずい分と整備されています。エアコンがあって当然だし、あれば使うのが当然だと思ってますよね。

でも、お年寄りは違うのです。なぜお年寄りがエアコン（お年寄りにはクーラーという方がわかりやすいので以下クーラーにします）を使わないのかの解説がニュースによって違います。一番多いのはお年寄りは温度の感じ方が鈍っているので暑いのに気が付かない。２番目はクーラーはぜいたくだと思っているから使わない。というところです。でも本当の理由は違うと私は思います。ぜったい！お年寄りはクーラーが嫌いなのです。別に涼しいのが嫌いなのではありません。できれば涼しい方がいいと思っています。だって扇風機やうちわなどは使ってるでしょ。それに冷蔵庫で冷やした麦茶を飲むし、お昼をそうめんなどで済ませたりします。誰だって暑ければ涼しくなることを求めます。でもそれ以上にクーラーが嫌いなのです。

最近のエアコンはとても進化していてフィルターの掃除をしなくてもよいとか、冷えすぎないとか、様々な機能があります。でもお年寄りはそんなことは知りません。昔のクーラーは今ほど性能がよくありませんでしたから、いろいろと嫌な思いをしたんです。まぁその中には電気代が高くついたってのもあるでしょうし、温度設定が今ほど正確ではありませんでしたから、寒かったってのもあるでしょう。でも私が一番思うのは、クーラーをかけると体がかゆくなるということです。あらかじめフィルター掃除をしてから使えば問題はなかったかもしれませんが、急に暑くなったので掃除をしないでクーラーをつけると　たまっていたホコリや花粉、ひょっとするとダニなどが部屋中にまき散らされるなんてことが普通にありました。今でも時々あります(;_;)

理由は人それぞれだと思いますが、クーラーがあるのに使わないお年寄りはクーラーが嫌いなのです。これを理解せずに使いましょうと言っても使うわけがありません。ちゃんと理由を確かめて、それが誤解なのだということを実感させてあげなければ使うようにはなりません。電気代に関しても入れたり切ったりせずに　つけっぱなしの方が安くつくことも教えてあげる必要があるでしょう。みなさんのおじいさん、おばあさんにはぜひともあなたが実感させてあげてください。