詩の読解問題

詩の読解問題って難しいですね。個人的に詩を読む時には好きなように読めばいいんだよっていう人が多く、私もそう思います。たとえ作者の意図とは違っていても自分がいい！！って感じれば、それでいいんだと思います。でも、テスト、特に入試問題となるとそうもいきません。客観性がなければ採点のしようがありませんよね。多くの学校では出題されることは少ないのですが、詩の問題が毎年出題される学校もあります。そういう学校を受験したいとなるとどうやって詩を読み解くかということが必要になります。

読者に誤解を与えてはいけない説明文と違って、詩は作者が見たまま、感じたままをそのとおりに書いてありますから、細かい説明はたいていありません。読者は自分の頭の中にイメージをふくらませながら読んでいかなければならないんですが、作者のイメージとかけ離れてしまってはいけません。そのために書いてあることは一言一句正確に読んでいく必要があります。すぐにはできない人がほとんどです。だから、ふだんから詩だけでなく物語など他の文章を読む時でもイメージしながら正確に読んでいくことを意識したいものです。