桃の節句

今日は３月３日、おひなさまの日ですね。何段もの雛壇は一般家庭ではもうほとんど見られないのではないでしょうか。それはある程度仕方のないことだと思います。でもやっぱりこういう季節行事は大切にしたいものです。

ということで出来る限り（忙しくて準備できないこともあったんです・・・）女の子には桃の一枝を渡すことにしています。

授業の関係もあって２月の終わりから渡しています。すごいもので、２月の終わりにはまだ硬かった蕾たち、ちゃんと咲いてくれるかなぁ？なんて思っていたんですが、昨日から咲き出して、今日はかなり咲いていました。

子どもの方は素直に喜ぶ子もいれば、そっけなく持って帰る子もいます。まぁ自分を表現することに慣れていない子は仕方のないことです。でも、どちらの場合も後ほどお母様方からお礼を言われます。

先ほども書きましたが、お雛様を飾ることは難しいかもしれません。でも桃の花を飾ったり、はすやエビの入ったちらし寿司やはまぐりのお吸い物を食事に出したりするだけでもいいんじゃないかと思います。これはこういう意味があるんだよって話をしてもいいと思いますし、何も言わずに子どもが自分で興味を持って調べるのを待つのもいいと思います。少なくとも桃の花がきれいだね、おすしがおいしいねって思ってくれればいいんじゃないでしょうか。