オリンピックで思ったこと

連日のように雪が舞う日が続いていますが、みなさんお元気ですか？

ところでとっても寒いらしいピョンチャンでは連日熱い戦いが繰り広げられていますね。昨日は３つのメダルを獲得しました。とはいっても、私はリアルタイムでは見ていません(;_;)　ニュースでしか見ていないので、すごい感動は味わっていないのが残念です。でもニュースで見ると競技映像のすぐ後に選手のインタビューや感想を聞くことができるので便利です。

それで思ったのですが、よい成績をあげた人は「楽しかった！」と言い、そうではなかった人は「全力を出し切れなかったのが残念だ・・・」というコメントが多いように思います。これは今回に限らず言えることです。いつ頃からこんな風なコメントが多くなったのかはよくわかりませんが、ここ10数年くらいではないでしょうか。少なくともオリンピックのような大舞台を楽しめる若い選手が増えてきたのはすごいことだと思います。私なら緊張しまくって手足が縮こまってしまうに違いありません。

でも考えてみるとこれって勉強と似てるなぁと思うんです。テストでよい点数が取れたり、勉強が自分の思い通りに進むと楽しくなって、もっとやれる！って気になります。そして、思ったように点が取れなかったり、思い通りに進まないと悔しい！次こそは必ず！と思います。ところが、授業がチンプンカンプンで、勉強しようにもどこから手を付けていいのかわからない人は苦痛でしかありません。ちょっと脱線ですが、今回のオリンピックに出場しているかどうかわかりませんが、昔　冬のオリンピックに熱帯地方の国の選手が出場しているのを見たことがあります。自分の国では雪も氷も見たことのない人ですから、雪国で生まれ育った人とは比較にならないのは当然です。私が見たのはスキーの滑降だったのですが、途中でコースアウトすると、そこでやめてしまうことがほとんどだと思います。でも、その熱帯の国の選手はコースアウトしても必死でコースに戻りなんとかゴールにたどり着きました。気持ちとしては もうイヤ！って投げ出したいと思っていたに違いないのですが、国の代表なんだからという思いでゴールしたのでしょう。きっとこの選手にはオリンピックは苦痛だったと思います。

言い方を変えるとスポーツでも勉強でも「自分に勝つ」かどうかなんでしょうね。自分のイメージ通りまたはそれ以上のことができた時には楽しく、イメージに届かなかった時には悔しい。それを達成するためには毎日練習したり勉強したりして努力を積み上げていかなければいけないということなのではないでしょうか。私は君たちが勉強を楽しむことができるよう手助けをしたいものだと考えています。