過而不改、是謂過矣

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過而不改、是謂過矣

塾長ブログ

2017/12/28 過而不改、是謂過矣

え?タイトルが読めないぞ! はい、私も読めません(^_^;)

 

これは論語の中にある言葉です。何せ中国語ですもんね。読める人の方が少ないはずです。書き下し文という漢字とかなの交じった文に書きなおすと「過ちて改めざるを、これ過ちという」となります。これでもわからないぞ!という人も多いことでしょう。それも仕方のないことです。日本語も昔のままですから、今の言葉とはずい分と違いますよね。

 

孔子とか論語って聞いたことのある人が多いと思います。でも難しそうだから読もうと思ったこともないという人がほとんどじゃないでしょうか。孔子というのは紀元前5世紀くらいの中国の思想家です。その孔子と弟子の会話をまとめたものが論語です。彼は役人だったのですが、いろいろあって、どこにも属さずに様々なことを弟子に教えるようになりました。ある意味で塾の元祖と言えるかもしれません。もう2500年も前の人の言葉が今でも読み継がれています。すごいですよね。

 

話しを戻しますと、「過ちて改めざるを、これ過ちという」これを私なりに訳しますと次のようになります。

人は誰でも間違いや失敗をするものだ。でもその後でそれを反省して改めないことが本当の間違いや失敗なのだ。

どうですか? なるほど!と思いませんか? 授業中に先生に当てられて答えたら間違っていて、みんなに笑われたからもうイヤだっていう人は多いと思います。でも知らないことやわからないことを間違えるのは仕方のないことです。その後もう二度と同じ間違いや失敗をしないことが大事なんです。これは勉強だけでなく、スポーツでも仕事でも同じです。どんどん間違えればいいんです。でもちゃんと反省して軌道修正しなければダメなんです。ハハハ!間違っちゃったぁと笑ってごまかして反省しないことが一番いけないことなんですね。

 

今では子ども向けに書かれた論語の本もありますし、マンガもあったと思います。みなさんもぜひ一度 論語を読んでみてください。あ!そうか!なるほど!と思う言葉がたくさん書いてありますよ。

 

 

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