縄文時代が熱い

この写真みたことあるでしょ？　宇宙人？じゃなくて遮光器土偶とよばれているやつです。これは縄文時代のものです。縄文時代は土器もユニークですよね。次の弥生時代のハニワや土器はのっぺりとした感じです。歴史の教科書ではほんの少ししか書いていませんが、各時代のおよその長さをグラフで表すと下のようになります。時代の字が小さくて読めないかもしれませんが、一番左が縄文時代です。何せ8000年あったんですからね。織田信長や豊臣秀吉が活躍した安土桃山時代なんてたったの28年です。長いと言われている江戸時代だって265年ですから縄文時代の長さがわかりますね。

これまでは何となく原始人より少し進歩しただけみたいな扱いでしたが、近年、縄文時代の研究がずい分と進みました。テレビ番組でも特集が何度も組まれています。ひょっとすると教科書の内容や扱いも変わってくるかもしれませんね。最初の遮光器土偶がおもしろいなぁと思った人もいるでしょう。あるいはイギリスのストーンヘンジみたいなものに興味のある人は日本のストーンサークルを調べてみてください。少しでも面白いと思ったことを自分で調べると歴史の面白さが見えてきて、勉強が好きになるきっかけになるかもしれませんよ。