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2017/12/06 おいもさんのはなし

みなさん おいもさんは好きですか? ポテチやポテサラ、焼き芋もおいしいですよね。

 

先日買い物に行くと珍しいものがありました。下の写真の左のものです。右側は大きさを比べるために置いた近くにあったごはん茶わんです。

imo

大きいでしょ。それにずっしりと重いんですよ。実はこれ親芋(おやいも)といいます。サトイモのことをコイモと言うのを聞いたことがありませんか? 料理で使われるのは子イモが普通なのですが、その子イモは親イモのまわりで育った子どもたちなんです。写真をよくみてもらうと子イモを取り去った跡が見えます。掘り起こしてから時間が経っているのでわかりにくいですけどね。けっこう硬くて中まで身がつまっているので切るのがたいへんでした。

 

ところで、おいもさんといってみなさんがまず思いうかべるのはジャガイモではないでしょうか? サツマイモという人もいるかもしれませんね。他にヤマイモなんかも食べたことがあると思います。ぜんぶ〇〇イモだから同じ仲間なのかな?と思ってしまいますが、植物としては別の仲間です。たまたま地下に大きな食べられる部分がある!っていう理由で似たような名前がつけられただけです。ジャガイモは茎、サツマイモは根が太ったものだというのは理科の時間に習った人もいますよね。花もそれぞれ違っています。でも食べるために育てる植物は花を咲かせると花に栄養分が取られてしまうので、花が咲く前に収穫してしまうことが多いようです。けっこうきれいですから、お母さんにお願いして、料理の前に切れっぱしを少しもらって植えてみると花を見ることができるかもしれません。それにうまくいけばおいもさんがたくさん取れるかもしれませんよ。

 

また、歴史的に見てもおいもさんは多くの人を助けてきました。あまり養分のない土地でも育つし、天候の影響にも比較的強いからです。日本でも昔はお米を税金としてお殿様に納めなくてはなりませんでした。お米は見ただけでよく実っているかどうかがわかりますが、イモは地面の下で育つので見に来たおサムライさんにはわからなかったんですね。

 

おいもさんは栄養も豊富です。いろいろなおいもさんをいろんな形で食べてくださいね。

 

 

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