妖怪アパートの幽雅な日常

香月日輪さんの作品ですね。きっと好きな人も多いことと思います。小説は苦手だという人もアニメなら楽しめるのではないでしょうか。まぁ深夜アニメなので録画して見てくださいね。もう2クール目に入っています。ご存じない方もいらっしゃるでしょうから簡単に紹介しておきます。両親を亡くした中学生が高校進学を機に一人暮らしを始めるのですが、そこが何と妖怪や妖怪に負けず劣らずのとんでもない人たちが暮らすアパートだった、というお話です。主人公はそこで様々な経験をして成長していきます。

先日のアニメの中で修行中の主人公を見守っていた人の言葉です。

「手助けはいくらでもする。君にその価値があるからだ。周囲がどんなに手助けをしようとそれを乗り越えられるのは結局本人の意志しかないんだ。でも乗り越えようとしないものに私は手を貸さない」

主人公は成長したことによってこの人の言葉の意味がわかるようになったんですね。

ライトノベルや漫画・アニメの中にも考えさせられるセリフが出てきます。古典ももちろんよいのですが、表現がわかりにくかったり、時代感覚がしっくりこなかったりするとストーリーに入り込めないという難点があります。ですから新しい作品にも捨てがたい魅力がありますよね。ちなみに私は香月日輪さんの作品では「僕とおじいちゃんと魔法の塔」の第１巻が一番好きです。生徒に貸したら返ってこなかったので手元にはありませんが(;_;)