量感って大切です

体積と「かさ（嵩）」って量感がないと難しいですね。極端な場合　体積と面積もごっちゃになっています。たくさんの関係性を覚えなきゃいけないと思っている子が多いです。もちろん覚えないといけないこともありますが、手当たり次第に暗記するとすぐにごっちゃになりますし、使わないとすぐに忘れます。

１Lはたて×横×高さがそれぞれ１０ｃｍの立方体だろ、と言うときょとんとしています。

１L＝１０ｃｍ×１０ｃｍ×１０ｃｍ＝１０００㎤（←表示されますか？ｃｍ3です）

㎤（ｃｍ3）の小さな3はｃｍを３回かけたっていう印だ、というと「へ～～」とか「ほ～～」って声がすることが多いですが、え？知らなかったの？と思ってしまいます。これを知ってるだけで覚えることはぐっと少なくなります。

また、cｃと㎤（ｃｍ3）とmLは全く同じです。まぁ歴史的には違うのですが、それは興味があれば自分で調べてみましょう。ｃｃはcubic centimeter（立方センチメートル）の略

ですから知っておいてもよいかもしれません。つまり、たて×横×高さがそれぞれ１ｃｍの立方体です。

方眼紙などで実際に作ってみると感覚的にわかりやすいですが、長さと体積の関係がわかるだけでもずい分と問題が解きやすくなります。

最後に蛇足ですが、デシリットルはもういらないんじゃないでしょうか？　今や日常生活では全く使いませんからね。