年長さんの成長

パズル道場の迷路に挑戦していた年長さんです。これまではずっとスタートから考えていました。今日はむずかしい・・・と、考える時間が長かったんです。ところがゴールから逆にたどるという手を思いつきました。スタートとゴールの両方から考えれば答えにたどり着きやすいですよね。小学校の中学年以上なら普通に思いつくのですが、小さい子はひたすらスタートから考えます。ある程度の年齢の人から見れば当たり前の発想ですが、小さな子にとっては画期的な発想を自分で！思いついたんです。こういう光景を目の当たりにするのは教える側からすればうれしい限りなのですよねぇ。

実は私は塾を始める前は父の介護を１０年ほどしていました。介護の世界では年寄りは子供と同じと考えないといけないと言われます。しかし私はずっと児童・生徒と接していましたので決定的な違いを感じていました。まぁこれに関しては本筋からはずれますのでこれ以上は書きません。

でも、こういう経験があるから余計に今日のような成長を見ることが好きなのだと思います。あ！わかった！という時の目の輝きは何とも言えないのですよ。